リチャード・ジノリ【Richard Ginori】歴代マークに関して

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イタリア在住中に通った蚤の市。

たくさんのモノを見て、触れ、買う機会に恵まれた中で、リチャード・ジノリにもはまりました。

日本で知っていたジノリの印象とは全く異なる雰囲気のギャップにもひかれたのかもしれません。

今日は現地で買ったモノの記録から、リチャード・ジノリのマークのことに関して書きます。

では、さっそく。

リチャード・ジノリ(Richard Ginori)のマークの移り変わり

ジノリは、年代ごとにマーク(バックスタンプ)が変わってきました。

しかもその変わりようったら、、

とんでもなく多い。

参考資料を探しても有力情報が載っていないモノばかりです。

実は、一度気になって日本のリチャード・ジノリの本社に問い合わせたことがあります。

その時の返答が「こちらでも全てのマークを把握していないんです」ってことでした。

ん〜、それは本当かな 笑笑

でも、当時分からないからこその魅力にのめり込んで、古いジノリ(Vecchio Ginori)に出会うたびに、イタリア人店主にもいろいろ質問するということを繰り返してました。

そして、その彼らの返答もまた怪しい、それぞれで言うことがバラバラ。

でもまぁそれも半分くらい信じつつ、あとは自分で調べてみたことを元に、今回は手元に残っていた記録も含めてここにも記します。

この記事を読んでいただいている方も、私の書くことは話半分で読んでみてください。

リチャード・ジノリ【ARISTON(アリストン)】

1970〜80年代頃。

ARISTONシリーズは、リチャード・ジノリの中でも業務用のライン。

この厚みのある感じがいかにも頼り甲斐があります。お皿は1つ1つ結構重いのですがその分頑丈で、そのあたりも気兼ねなく使えるのでトラットリア、オステリア、ホテル向きです。

ARISTONシリーズは、ネットで調べると50年代と推定されているのをよく見かけます。

でも私は、イタリアのサイトでARISTONの商品説明が書かれたパンフレットを見かけたことがあって、そこには70〜80年代と記載されていました。

なので、それが濃厚かなと思ってます。

下の写真は、過去に、愛知県にあるセレクトショップ analogさんのイベントに参加させてもらった際に、ARISTONシリーズを集めて販売した時の商品です。

買い付けを終えてイタリアから日本へ配送する準備中の様子です。

それから、ミキシングボウル。

もともとは調理器具として用いますが(何かを混ぜたり和えたりするとき)、食器としてももちろん使えます。

このミキシングボウルは、なんともイタリア的な形です。

現地のスーパーに行くと、プラスチックのミキシングボウルもたくさん売られていて、イタリアの家庭ではよく使われています。

それからミルクピッチャー。

花リムプレート。

緑のGINORI

緑のGINORIと呼ばれるマークは、1890〜1930年代頃のモノ。

そもそもリチャード・ジノリはフィレンツェ郊外のジノリ窯とミラノのリチャード社が合併して設立されたのですが、統合後もしばらくはそれぞれのマークを使っていました。

この緑のGINORIは、統合前のジノリ窯時代の末期に制作された磁器に使用され、1896年代以降のリチャード ジノリ陶磁器会社になってからも用いられています。

これはブリュロ。

ホットチョコレートを飲んだりする為、冷めにくいように厚みがあり熱を逃しにくいようになっています。

またコーヒーを飲んだ後には温まった器をひっくり返して、裏の高台に強いお酒(リキュールなど)を入れて熱で香りを立たせたうえで嗜むということからこのような特徴的な形になっています。

エスプレッソカップ。

ミルクピッチャー。

 三つ星マークのGINORI

1920〜40年代頃

三つ星マークのジノリ。

この時代はイタリアの建築家、インダストリアルデザイナー・家具デザイナーでもあるジオ・ポンティがリチャードジノリでアートディレクターを務めていました。

リチャード・ジノリとその他

これもあまり見かけないマークです。

恐らく1930〜40年代。

これは、1950〜60年代頃。

北イタリアはピエモンテ州にあるMondovì(モンドヴィ)の工場でつくられたもの。

工場は1972年に閉鎖されています。

そして、ここからはリチャード・ジノリにまつわる会社のモノを。

こちらは、S.C.RICHRD社(リチャード社)のオーバル皿。

Made in italy の表記がないので戦前に製造されたモノだと思われます。

1930年代頃とか?

こちらはロンバルディア州の会社【S.C.REVELLI】 のモノ。

この会社は1965年にリチャード・ジノリに吸収されたのですが、それを機にリチャード・ジノリは名実共にイタリアを代表する世界的陶磁器会社となりました。

ちなみにミキシングボウルは1900年初頭のもの。

以上、こんな感じです。

これはごくごく一部です、リチャード・ジノリのマーク歴代マーク自体はもっともっとたくさんあります、30以上くらい。

また我が家をを整理して新たに別のマークのモノが出てきたら、この記事を更新しようと思います。

それから、イタリアの蚤の市の記録は、ブログ内のカテゴリー「蚤の市」で見れますのでそちらも良かったらどうぞ。

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