小1の壁と40歳の壁(入学編)
我が家の長男はこの春 小学生になった。
保育園時代もあれこれ悩みながら子育てしていたつもりなんだけど、小学校ともなると考えることの内容も質も、それから実質的に学校生活のサポートにおいても親が関わることが明らかに増えてくるわけで。
連絡帳のチェック、宿題、翌朝の持ち物準備など、まだ息子一人ではやり切ることができないので日々の手助けが欠かせないし、学校行事や保護者会関連の参加や提出物も気が抜けない。
案の定、4月は慣れないこのミッションand タスクにあたふたしながら、こんなことがこれから当分続くのかと思うと早くも不安とストレスでイライラいっぱい…
でも、頑張っているのは息子も同様。
いや、慣れない環境で戦っている彼の方がよっぽど頑張っている。
何度か泣きながら登園する息子の姿を見て、胸がキューっとなりながらも親がしっかりしなければと本当に思わされた。
それでも時間は過ぎる。
さてそんなこんなで、入学からそれそろ2ヶ月。
現在はというと、だいぶあの頃と比べると落ち着いてきたかな。
本人も登園時にぐずることもさほどなくなり、学校楽しい!万歳!というほどではないけど、行きたくないとは言わない。
もうそれだけで彼は十分すぎるくらいに立派だなと。
一方で私自身はというと、息子の小学校に合わせて家事も仕事も少しづつやり方を変えてなんとかやっている。
子供が小学校に上がって一番変わったことでいえば、朝の時間が早くなったこと。
保育園時代は、9時までに登園させればokだったのが、小学校はそうもいかない。
朝7時半ごろに家を出ないと間に合わないため、強制的にそのルーティンができたのだけど、それは自分が思っている以上に嬉しい誤算であった。
わたしは体質的に低血圧ということを言い訳に朝にめっぽう弱く、というかお酒も好きなので毎日少しでも晩酌がしたい、軽い晩酌程度ならまだしも、「今日も頑張ったしな」と自分を称える方向がついついおかわりに手が伸びるのが常なのだけど。
そんなわたしですら、流石にはちゃんと起きなければならないそのルーティンのおかげで、平日のお酒は控え(飲まないとは言わない)、早く寝て早く起きる努力をしている。
世間的にいう「小1の壁問題」。
私はそれをずいぶん前から異常に恐れていたわけだけど、いざその渦中になってみると、問題と思うかどうかは自分がどう捉えるかで変わってくるのだと今は実感している。
「自分の時間なんてますますなくなる…」、
あのとき異常なほどに身構えて不安がっていたわたしに「それは自分次第だよ」と、肩をポンポンとしてあげたい。
そうそう。
もしわたしと同じような立場の方がいたら、尾石晴(著)のこの2冊はおすすめ。
オーディブル対応しているので、わたしは車の中で割とリピートして聴いてるし、今回のブログのタイトルもその中から勝手に拝借させていただいているよ。