子供からいただくギフトは全て良き経験
いつかの4月の祝日。
主人は仕事だったので息子2人のエネルギーを発散させるべく公園へ。
せっかくのお休みだからいつもとは違う大きい公園へと思い意気込んで向かったのも束の間、到着したら何ヶ所もある駐車場をはしごするも激混み、みんなハザードたいて椅子取りゲーム状態。しまった、だよね、祝日…と思いつつも粘ってなんとか駐車スペース確保。
それから距離のある駐車場から歩いてやっと現場入り(遊び場)、既に大型遊具に群がる子供達の山。
6歳の長男はスタコラ1人で行ってしまい満喫しだしたが、2歳の次男は保護の手が必要ということで、階段やらボルダリングコースを下からお尻サポートしながら上りやっとてっぺんについたと思ったらためらうことなくするすると滑り台で下る。
飽きることなく何度も何度も。
母ちゃん40歳だよ、あと何回やったら終わる?と聞きたい。
止まないリピート。
「そろそろ帰りたいなぁ、
今日もいつもの公園にしとくべきだったかな…」
そうこうしてる間に長男が外人の男の子と遊びだし この人 外人さん好きだわぁ と眺めてたらそれから2時間くらいずーっとキャッキャしてる。
もう帰ろう と喉元まで言葉があるものの、息子があんなに楽しそうなので言い出せず。
まっいいか、
先方の親御さんがそう言い出すまで待とうかと思い かるく挨拶をしたら、カリフォルニアからの旅行中だという。
そこからなんとなく旅の内容とかアレコレ聴いてみたら1か月かけて日本を旅行中で、沖縄は1週間の滞在だという。
息子達があまりに夢中になってるからだろう、
マミーが 『ホテルにプールがあるから一緒に来ない?』と言ってくれた。
そして、『その前にお寿司を食べたいから、それも良かったら一緒にどう?』と。
まさかまさかの展開。
こんなことある?
もし私が育児をしていなかったらこういうチャンスものっかれるタイプでは決してなくて変な警戒心あったりさらには後先考えちゃったりで勝手におっくうになるパターンがお決まり。
でもその日は息子の素直なやりとりをみていて、自分もなんとなくノリというか流れに身を任せてみたくなり、結果 本当にいい出会いだった。
子供からいただくギフトは全て良き経験、
そして後にそれが財産になるのだろう。
今まで子育てをしてきてこのようなような体験は初めてだった。
ちなみに、長男は保育園でがっつり英語づけの日々だったのである程度は問題ないが、一方で私は全く英語が話せないしリスニングも同様。だから、彼らファミリーとは身振り手振りandスマホの翻訳機能を駆使してコミュニケーションをとって丸一日を過ごした。
出来ない・カッコ悪い親の背中をみせることもまた 息子に伝えられた何か学びの一つだったのでは、
今回は自分の語学力の無さをそういふうにして慰めたい。