読谷・北窯/與那原工房のやちむんと中身汁

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読谷 北窯の與那原工房のどんぶり。 

今、我が家で愛用しているもの。

今年の冬の陶器市で購入したそれをわたしは一目で気に入った。

與那原工房の親方である與那原正守さんは北窯を立ち上げる以前は大嶺工房で修行されている。

「與那原ブルー」と云われる鮮やかなペルシャブルーは大嶺工房での修行が強く反映されているのかなと思えたり アジアやアフリカの民藝に影響を受けその雰囲気を作品に落とし込んだモノはエキゾチックな感じがしたりする。とにかく與那原さんの世界観は北窯の中だけでなく他の窯元と比較しても唯一無二な独創性に富んでいる。

 

この日は與那原工房のそのどんぶりで中身そば頂いた。

義母お手製の中身汁に 沖縄そばの麺を入れてお昼ご飯はんにしたというわけ。

そもそも中身汁とは 豚の内臓をつかった汁物のこと。

豚の内臓と聞くと食べたことのない人はちょっと敬遠してしまうかもしれないけれど。きちんと丁寧に作られた中身汁は内臓の臭みは全くなくて 噛みしめる程に美味しい出汁を吸った旨みがある。滋味深いお吸い物である。

琉球料理の中では手間と時間がかかる料理とされる中身汁は 沖縄ではお正月や結婚式、誕生祝いや長寿のお祝い、あとは法事のときなど とにかく沖縄の年中行事ではよく食される。

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中身そばを食べた後にふと 家にある雑誌を広げてみた。

【おきなわいちば】は3ヶ月に一度の発売日。

2019winter64 は『時間がおいしくする料理』と題されている。

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そのメインタイトルの筆頭にあげられるのがこの中身汁。

今現在は中身はお肉屋さんでかなり綺麗に下処理されているモノもあるようで 中身汁を作る上での下ごしらえもだいぶ楽になったようだけど。

中身の臭みをしっかり取る為に まずは小麦粉をたっぷり使ってもみ洗いするのだそう。こうすると臭いだけでなく汚れや余分な脂も落ちるというのだ。そのあと、茹でては水を取り替えてを何度も繰り返すことで あの澄んだ旨味のあるある優しい美味しさに近づくというわけ。

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確かにそれは 手間も時間もかかる…

いつもとびきり美味しい中身汁をつくってくれる義母には今一度感謝だなぁ。

さて、【おきないちば 2019 winter 64】の内容は以下のような感じ。

[特集]時間がおいしくする料理
・中身汁・ドゥルワカシー・沖縄そば・チールンコウ
・琉球料理の味の決め手 おいしいだしの取り方
・本場のおいしさを沖縄に届けたい
・こだわりと年月が育んだカレー
・雑穀をおいしく変身させる
・おばあちゃんの味が一番
・待つ時間こそがおいしさの秘密
・有谷元子さんが作るおいしい保存食
・世界の手間ひま料理
・おきなわの保存食

【おきなわいちば】は「つくる人と食べる人を繋ぐ、暮らしと食のマガジン」で 毎号読み応えのある内容、写真も綺麗で、カルチャー色もありとても良い雑誌。

東京に住んでいた頃、沖縄好きの友人にもお土産で買っていったりしたことも何度もある。

こういう雑誌があると 地元沖縄のことへの理解も深まるだけでなく 新たな発見もあるので有難い。

(Kindle版)

 

(ブログ内のやちむん記事)

納豆卵かけごはんに使いたいやちむん

やちむんを使っていけばなを楽しむコツ

2019年/第26回ムーンビーチおきなわ全島やちむん市に行ってきた

読谷/tou【トウ】カフェで松田米司さん親子(北窯)のやちむんを堪能する


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